人に仕事を任せる

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ほぼ年中無休

うちのお店は、ほぼ年中無休でお店をやっています。恐らく、こんな小さいお店で休みなしでやっているのは、そうそうないと思います。といっても、私が、年中無休で現場でているわけではありません。(今後はどうなるかわかりませんが!)

こうやってお店が休まず、やれているのは、うちの頼もしい従業員がいるからです!(頼もしい従業員については、また別の機会に書きます)

人の力を借りる

とは、いっても、初めの一年は、ほとんど朝から晩まで、休みもなく現場でていたと思います。恐らく、創業時ってどこも同じだと思います。しかし、どうしても現場を離れなくてはならない理由ができてしまいました。それは、私の妊娠発覚でした。

別に、問題なければ、普通に仕事はするつもりでしたが、医師から告げられた絶対安静。今すぐ、絶対安静を指示されました。買い物だめ、家で寝ていなさいと。つまり、子どもをとるか仕事をとるかといった選択になりました。こういってはなんですが、非常に悩みました。悩んだ末、現場の仕事は、従業員2名に任せてしまいました。(当時は、ちょうど他の従業員が辞めたばかりで、2名しかいなかったのでした。いま思うとすごいことです)

約2週間、現場を離れていたのですが、その間、ホントに2人は頑張ってくれました。いま思い出しても、すばらしい頑張りだったと思います。急に任されてしまって、多くの戸惑いもあったことだと思います。ちょうど1周年ということでお客様にイベント告知もして、いつも以上に忙しくなることが分かっていたのですが、なんとか、乗り越えてくれました。

それまで、お店のことは、すべて私がやっていたのですが、できるところは、他の人にもやってもらう。そして、できないことも徐々に覚えていってもらってやってもらうということを感じた時でした。

理屈では、すべて私がやっていたらダメだということはわかってはいましたが、本当の意味で理解したのは、このときでした。

環境、現場が人を育てる

それからも体調不良やら、出産時には現場にでられないことはあったのですが、先の一件で、安藤の店ではなく、従業員が、自分たちの店でもあり、そして、私たちがいないとこのお店がダメになるという意識が芽生えたように思えます。

順を追って、教育して、育てることができれば、もちろんベストなんでしょうが、追い込まれて、二進も三進もいかない場面に遭遇すると、それを乗り越え、人は、成長することができるんだと思います。


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